レオナルドがここに
Outline
開催中の展覧会概要
-
展覧会名
ダ・ヴィンチ没後505年 「夢の実現」展 箱根・富士屋ホテル -
会期
2025年7月15日(火)〜2025年8月31日(日)
-
会場
富士屋ホテル ホテルロビー/ルー・ド・ラペ/サン・パーラー 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下359
-
開館時間
午前9時00分〜午後8時(最終日の展示は午後6時まで)
-
主催
レオナルド・ダ・ヴィンチ展事業実施委員会
-
入場料金
無料
-
後援
箱根町・箱根町教育委員会・箱根DMO(一般財団法人箱根町観光協会)
イタリア大使館・イタリア政府観光局・イタリア文化会館・公共財団法人日伊協会 -
協力
富士屋ホテル
-
企画・制作
東京造形大学
-
お問い合わせ
富士屋ホテル
TEL: 0460-82-2211 (受付時間 午前9時〜午後8時)
本展について
ルネサンスの巨人レオナルド・ダ・ヴィンチは、今からちょうど500年前の1519年に亡くなりました。
彼は<最後の晩餐>や<モナ・リザ(ラ・ジョコンダ)>という、世界で最も知られた絵画を描いた画家ですが、
67年の生涯で残した作品は驚くほど少なく、現存絵画は16点ほどしかありません。
しかもその多くは未完成や欠損しており、完全な姿で残っている完成品は4点しかありません。
そこで東京造形大学では、今年一年ですべての絵画をヴァーチャル復元する作業に挑戦しています。
未着色のものに彩色を施したり、消失部分を科学的根拠に基づいて復元するなどして、完全な状態で全16作品を展示できれば、世界初の試みとなります。また完成に至らなかったブロンズ製騎馬像や、構想していた巨大建築物、当時の技術では実現不可能だった工学系発明品なども、縮小模型や3DCGなどによって実現します。同展ではまた、彼の絵画空間のなかに入り込んだり、彼が考案した機械を動かすVRなども体験できます。それらの多くが、やはり世界で初となります。
「夢の実現」展が目指しているのは、その名の通り、まさに「レオナルドがかつて抱いた夢の一部を、500年後の今、実現させる」ことなのです。