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池上先生特別講義第三講「理工学と総合芸術」

池上先生特別講義第三講「ミラノ宮廷時代」(前半)〜理工学と総合芸術

この端正な紋様は一筆書きで描かれています。この描画のデザインには図学の知識が前提ですね。
レオナルドも演奏の名手であった楽器、リラ・ダ・ブラッチョ。8月に川口で開催される「ダ・ヴィンチ音楽祭vol.1」の中でも、古楽器アンサンブルAnthonello(アントネッロ)さんによる演奏を聴けます。

https://www.anthonello.com/schedule/detail/?id=38
軍事技師として、効率的な殺戮装置をいくつもデザインしましたが、実戦で役に立つかどうかは微妙なものもありました。現代の調理器にこういう刃物はありますね。

以下、本学院生・阿部智子さんのレポートを掲載します。
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池上英洋連続講義「レオナルドの世界へのいざない」

第3日 「ミラノ宮廷時代」(前半)

レオナルドの生涯を、5回に分けて講義されるのですが、3回目のこの時代は、有名な絵画とは直接には関係がない…ということ自体が驚きです!
今回は、ミラノ時代に万能の才が開花したことの講義で
音楽・演劇・軍事技師・建築と都市計画についてでした。

レオナルドが大変な希有な努力家であることを目の当たりにしたのは、講義の最後に見せていただいた羊皮紙の本です。
びっしり、ラテン語の単語が並んでいます。周囲が脚光をあびる中で、ミラノへ行き苦労をしながらもいつも前向き。常に努力を惜しまない…その姿勢には心から尊敬と賛辞の気持ちで一杯です。明日は、ついに、絵画で花開くお話になります。

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