池上英洋先生特別講義第二講「第1フィレンツェ時代(後半)」
以下、本学院生・阿部智子さんのレポートを掲載します。
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池上英洋連続講義「レオナルドの世界へのいざない」
第2日目 第1フィレンツェ時代(後半)
この頃、レオナルドは独立したが、師であるヴェロッキオの影響は大きく、同性愛の問題も生じている。
その当時はメディチ家の力が強大だった。
〈ブノア〉の作品では、レオナルドの作風に変化が起こったことがわかる。柔らかい表現になったこともさることながら、実際に生きている人間をモデルとして描いたであろう聖母子像の最初期例であったと言える。
〈マギの礼拝〉〈ヒエロニムス〉の作品についての解説がなされ、最後に遠近法とアナモルフォーズについて解説があった。
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