レオナルドの舞台演出
今週は川口駅前リリアでダ・ヴィンチ音楽祭ウィークです。
https://davinci.anthonello.com
真っ只中の8月15日、アントネッロさん演奏のオペラ「オルフェオ物語」の舞台美術(レオナルドのデザインを再現)借受の打ち合わせを兼ねて、関係者と、鑑賞に行ってまいりました。
リハーサル時に「物」として鎮座していたものが、オペラの中では「装置」として、歌手(言葉)、演奏者(器楽)、照明、音響と一体となって「演じて」いる様子に、レオナルドのデザイン意図を実感しました。
オペラの時間と空間によって織り成された文脈を、我々の『夢の実現展』では「置く」ことによって一瞬のうちに伝えねばなりません。
あのゴージャスな時間芸術をどのように現前させるか、鑑賞者の共感を引き出せるか、展示会場の条件のもと、手応えのあるタスクです。
この記事へのコメントはありません。